どうなる？住宅ローン

昨日日本銀行は、マイナス金利政策を解除することを決定しました。

今後、住宅ローン金利はどうなるのか？気になるところです。とくに、多く利用されている変動金利はどうなっていくのか。

変動金利の仕組みは、「適用金利（実行金利）＝ 基準金利 － 金利引下げ（優遇）」この金利引下げ分は、ローン契約書に定められ完済まで変わりません。つまり、基準金利が上がらない限り変動金利も変わらないことになります。※下げ幅は完済まで一定。

今回日銀は金融緩和政策を修正し短期金利の誘導目標をマイナス金利から実質ゼロ金利に変更することを決定しました。

あくまでも個人的な意見になりますが、ゼロ金利が続くため、当分の間変動金利は低い金利が続くのではないかと考えています。マイナス金利政策解除発表の会見で、植田総裁は「当面緩和的な金融環境が継続し、金融機関の貸出金利が大幅に上がる事態は想定していない」と発言したことを踏まえて、物価上昇率2％を大きく超える等ない限り政策金利の引上げはないのでは、と思っています。

金利は経済の体温計ともいわれ、景気がよくなりみんなの賃金が上がっていくようになれば金利も自然に上がっていくでしょう。